川崎/大師・かなまら祭(金山神社例大祭) (平成十五年四月六日) かなまら講
宮入
 期日:四月第一日曜日  
 京急大師線・川崎大師駅下車 若宮八幡宮

 現在は、若宮八幡宮内に遷座されている金山神社の
例大祭です。 ここの御神体は、「かなまら様」つま
り金属でできた男根で、いわゆる「金勢様」です。
 世界的にも珍しい性信仰の神社で、古くは「大師の
ジベタ祭」として、川崎宿の飯盛り女達が、竹の子を
始め芽吹いたばかりの蕗、蕨、ぜんまいで料理を造り、
茣蓙を持ち金山様の境内にお花見を兼ねて、集まり、
歌舞音曲をして、春を祝ったものだったそうです。
 大正頃から、盗難等で奉納品が散逸して、昭和初期
頃に廃れていたそうですが、戦後、海外からの研究者
や参拝者が訪れるようになり、昭和五十年代に かな
まら講ができて、祭りを再現し、現在の祭りに至った
そうです。
 境内には、男根をかたどった餅や削った大根が飾ら
れ、茣蓙やシートが敷かれ、外人さんも集まって演芸
大会などが行われます。
 祭りの行事の一つとして、「面掛け行列」があり、
着物や刀などをつけて行列し、これに3基の神輿が連
なります。
 画像では分かり難いですが、ピンク色で目立つ「エ
リザベス神輿」は、ニューハーフ系の女性(?)や女装
者だけで担がれています。 わお! 

 今年は、桜も満開で とても華やかでした。
かなまら神輿 エリザベス神輿
木彫りの御神体を載せた「かなまら神輿」 「エリザベス神輿」は、ニューハーフの御神輿
面掛け行列 宮入
造船会社寄贈の「舟神輿」 若宮八幡宮 ここの宮内に金山神社があります
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